「築30年のマンションって本当に売れるの?」「売却に何ヶ月もかかるのでは?」と心配される方は少なくありません。確かに築年数の経過したマンションは、新築や築浅物件と比べると売却に時間がかかる傾向があります。しかし戦略次第では、短期間で満足のいく価格での売却が可能です。
株式会社ホームクエストでは、高崎市内のマンション売却を多数手掛けてきました。本記事では、築30年マンションをわずか2週間で成約に至らせた実例をご紹介します。同じような物件をお持ちの方にとって、何が成約のポイントになったのか参考になれば幸いです。
事例の物件概要
今回ご紹介するのは、高崎市内の駅徒歩10分圏内にある築30年のファミリー向けマンションです。物件のスペックは次の通りでした。専有面積75㎡、3LDK、4階建ての3階部分、南向きで日当たり良好。管理状態は比較的良好で、共用部分の修繕も計画的に行われていました。
所有者は60代のご夫婦で、お子様が独立して家を出たことを機に、より小さな住まいへの住み替えを検討されていました。「築年数が古いから売れにくいのでは」「査定価格が低く出るのでは」と不安を感じていらっしゃいました。
査定段階での戦略
弊社が査定に伺った時点で、まず物件の強みを洗い出しました。築30年でも次のような強みがありました。第一に、立地が良い点です。駅徒歩10分という距離は、高崎市の中古マンション市場で安定した需要があるエリアです。第二に、南向き・3階という条件です。日当たりと眺望のバランスが良く、ファミリー層に好まれる条件です。第三に、管理組合の運営が良好な点です。修繕積立金が計画的に積み立てられ、大規模修繕も適切に実施されていました。
これらの強みを踏まえ、市場相場よりやや強気の価格設定で売り出すことを提案しました。お客様も「強気でいけるなら試してみたい」とご賛同いただき、当初の査定価格より約100万円高い設定でスタートしました。
売却前に行った3つの準備
売り出し前に、成約スピードを高めるための準備を3つ行いました。
1つ目はプロカメラマンによる写真撮影です。中古マンション売却で最初の関心度を左右するのは、ポータルサイトに掲載される写真です。一般的な不動産会社が撮るスマホ写真ではなく、広角レンズを使った明るく広がりのある写真を撮影しました。同じ部屋でも、写真の質で問い合わせ数は2倍以上変わります。
2つ目は軽い室内クリーニングです。本格的なリフォームは行いませんでしたが、ハウスクリーニングを業者に依頼し、水回りや床を中心にきれいに整えました。費用は約8万円でしたが、内覧時の印象が大きく改善されました。
3つ目はマンションの強みをまとめた資料作成です。管理状態の良さ、立地の利便性、周辺施設の情報、過去の大規模修繕履歴などを1枚にまとめた資料を作成し、内覧時にお渡しできるよう準備しました。
売り出し開始から成約までの動き
売り出しを開始すると、想定以上の反応がありました。掲載初日から問い合わせが入り、最初の週末で5件の内覧予約が入りました。築年数の古いマンションは内覧件数が少ないと思われがちですが、立地と価格のバランスが取れていれば、しっかりと需要があることを実感する事例となりました。
内覧時には、所有者ご夫婦にも在宅していただき、実際の暮らしぶりや近隣環境について購入希望者の質問に答えていただきました。「実際に住んでいる方の生の声」は購入決断に大きく影響します。「子育て期はこの間取りが本当に使いやすかった」「駅まで歩いてみると体感的にもっと近く感じる」といった具体的なお話が、購入希望者の心を動かしました。
結果として、売り出しから2週間目に、最初の内覧者の中から購入申込が入り、価格交渉も最小限で成約に至りました。最終成約価格は当初の売り出し価格から50万円のみの値引きで、市場相場よりも高い水準での成約となりました。
本事例から見える成約の鍵
築30年マンションを短期間で成約させるためのポイントを整理します。第一に、物件の強みを正確に把握することです。築年数というネガティブ要素にとらわれず、立地・間取り・管理状態・住環境などの強みを多角的に評価することで、適正な価格設定が可能になります。
第二に、第一印象を最大化する準備です。プロカメラマンによる写真、ハウスクリーニング、資料作成など、売り出し前のひと手間が成約スピードを大きく左右します。費用対効果を考えれば、十分にペイする投資です。
第三に、所有者の協力です。内覧時に所有者から購入希望者への直接的なアピールができると、成約率が大きく上がります。購入希望者は「この物件で実際に暮らせるイメージ」を持ちたがっており、所有者の生の声はその判断材料として最も価値があります。
築年数が古くても売れるマンションの特徴
本事例から見える「築年数が古くても売れるマンション」の特徴をまとめます。立地が良いこと(駅近・生活利便性が高い)、管理状態が良いこと(修繕計画が適切、共用部が清潔)、間取りが現代の生活様式に合っていること(収納が確保されている、リビングが広い)、相場に合った価格設定がなされていること、これらの条件を満たすマンションは、築年数に関わらず売却の可能性が高いといえます。
逆に、立地が悪く管理状態も不十分なマンションは、築年数が浅くても苦戦することがあります。築年数だけでマンションの価値を判断するのは適切ではありません。
まとめ|まずは無料査定から
築30年のマンションでも、戦略次第で短期間で満足のいく価格での売却が可能です。「築古だから売れない」と諦める前に、物件の強みを正確に評価することが第一歩です。
株式会社ホームクエストでは、高崎市・群馬県内のマンション売却について無料査定を承っています。築年数や立地に関わらず、お客様の物件に最適な売却戦略をご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。